断熱性を上げたいなら窓に注目!最低限選んでおきたい窓のおすすめU値

家の性能

どうも、こんにちわ、りこるです!!

今日もまたまた私が大好きな断熱性能に関して書きたいと思います!٩( ‘ω’ )و

↓この記事では

ハウスメーカー・工務店の断熱気密性能を知るには?数値で簡単比較!
このブログには何度も書いてきましたが、 我が家の一番の希望は「高気密高断熱」の家です! 家の間取りやデザインも大事ですが、 どれだけ自分好みの家でも夏暑い・冬寒い家じゃ快適じゃない どれだけ安く建てても冷暖房費で...

Ua値、C値が記載されてない、答えられないメーカー・工務店は

気密や断熱に力を入れていない!と書きましたが、

それでも「このメーカーで建てたい!!」という気持ちがある場合、

どこを強化すればいいのかをご紹介したいと思います♡(*⁰▿⁰*)

 

熱が一番逃げるのは窓!!日本の住宅の弱点!

断熱性能を上げたければ、窓を制す!!です(∩˃o˂∩)

 

熱損失ということばを聞いたことがありますか?

家から熱を逃げることを「熱損失」といいます。

そして熱損失が一番高いのは・・・窓!!

家の熱の約60~70%は窓から逃げます!!(」゚O゚)」

逆に言えば窓を重要視すれば約60~70%の熱は守れます。

※正確には夏は約70%の熱が外に逃げ、冬は約60%の冷気が外から入ってくるといわれています。

 

家の断熱性能を高めたければ、一番に強化すべきは窓です!!

窓の断熱性能は、「熱貫流率」=「U値」というもので数値化されているのですが

断熱において窓の大切さを知っている世界の国々では

住宅に使用する窓にこのU値の最低基準が義務として設けられています。

しかし日本ではこのU値=窓の断熱性能の最低基準が設けられていません!!

 

▼世界の窓における断熱性能の義務基準

基準値
ドイツ1.3W/㎡・K
イギリス1.8W/㎡・K
中国2.0W/㎡・K
フランス2.6W/㎡・K
日本義務基準なし!!

 

いかに日本の断熱基準が遅れているかわかりますよね。。(´□`。)ノ・゚

そのため、

私たち、施主がしっかり知識をつけて見極めましょう!!٩( ‘ω’ )و

 

窓の種類って?

窓にこだわればいいっていうのは分かったけど、

じゃあ窓にはどんな種類のものがあるの?

ということで、窓の種類を見ていきましょうヾ(*´∀`*)ノ

 

ガラスの種類は3種類

窓にはシングルガラス、ペアガラス、トリプルガラスとあり、

ガラスの枚数が増えるほど、断熱性能は上がります(´▽`)

服や布団も1枚だけよりも、2枚重ねて「間に空気層を作る」というのが暖かさを保つ秘訣ですよね♩

窓も同じなのです。

枚数が増えれば増えるほどコストも上がりますが、、(´д`)

(引用:https://www.aiwahome.co.jp)

最近ではペアガラスを標準としているメーカー、工務店が増えてきましたね♩

高断熱・高気密を目指すなら断然トリプルガラスです。

温暖な地域では過剰設備との声もありますが、、、

予算が許すならトリプルがいいでしょうね(*´ェ`*)

 

ガラスの間に注入するガス

ペアガラスやトリプルガラスでは、

ガラスとガラスの間になにも注入しない(空気のみ)場合と

  • アルゴンガス
  • クリプトンガス

を注入することがあります。

断熱性能が高いのはクリプトンガスなのですが、

まだまだ高価なので、メジャーなものはアルゴンガスです。

おそらく標準で最も採用されているのがアルゴンガスでしょう。

 

サッシの種類は4種類

そして窓のサッシにも注目!

サッシの種類は、大きく4種類あります。

下にいくほど、断熱性能があがります。

アルミサッシ

その名の通り、アルミでできたサッシです。

安価で加工しやすく、大量生産できるので、古い家ではほとんどがこれです。

ですが、アルミは熱を伝えやすい素材です!!(´□`。)ノ・゚

冷たい缶ジュースの缶を想像してもらえるとわかりやすいかと思いますが、持つと中身の冷たさが伝わってきますよね。

アイススプーンという、アイスをスーッとすくえるスプーンなんかもアルミでできていますが、手の熱が伝わりやすいからアイスが溶けるんですね。

それだけアルミは熱を伝えやすい素材なので、サッシに使用すれば、

部屋の暖かい熱が漏れる、外の冷たい温度が入ってくるというのは、容易に想像できるかと思います。(*´Д`)

ただ、アルミというのは歪みに強く、耐久性ではピカイチのようです。

 

複合サッシ

(引用:YKK エピソード/エピソードType S)

内側と外側で違う素材を使用しているサッシです。

  • (内)樹脂 ×(外)アルミ
  • (内)木製 ×(外)アルミ

などの組み合わせがあります。

内側が樹脂、外側がアルミのサッシが現在のメジャーで、

私が見学したHMや工務店もほとんどが樹脂アルミの複合サッシが標準でした。

生活する上での光熱費や健康面を考えると、

最低限選ぶべきサッシだと思いますっ!!(」゚O゚)」

 

樹脂サッシ

外側も内側も樹脂でできたサッシ。

オール樹脂サッシと呼んだりもします。

これは断熱性能が高いです!(*⁰▿⁰*)

高断熱・高気密住宅ではこれを採用しているところが多いです。

住宅性能が高いドイツではこれが主流です。

標準で採用しているメーカーは少ないし、価格は上がりますが、

予算にゆとりがあれば、これを選択すると良いと思います!

 

木製サッシ

サッシが木製のものです。

(引用:https://www.ok-depot.jp/)

見た目に高級感が出る、サッシに結露しないというメリットがあります。

輸入住宅で使われることが多いようです。

樹脂よりも断熱性能が高いですが、価格も高いですっ!!(」゚O゚)」

木製は防火性能が弱いというデメリットもあるので、

準防火地域で輸入住宅を建てたい方なんかは確認された方がいいかと思いますっ!

 

スペーサーの素材にも注目!

そして、ガラスやサッシは気にしやすいポイントかも

しれませんが、見落としがちなのが、

スペーサーという部品です!!(」゚O゚)」

(引用:http://www.mado-nayami.com)

これは空気層をつくるために、ガラスの周囲に挟む部品なのですが、

せっかく樹脂サッシなのに、アルミのスペーサーを使用している窓なんかもあります!!

アルミのスペーサーを使っているだけで、サッシの表面温度が2度も違い、

結露しやすくなるそうです!!

外気温が0℃、室内が気温20℃、相対湿度50%の場合、ペアガラスを使用したサッシの下枠が何度になるかを測定した結果。2枚のガラスの間に挟まれているスペーサーと空気の違いによって、9.0~11.3℃となった。9.3℃以下になると結露するので、樹脂スペーサーは有利(資料:テクノフォルムバウテックジャパン)

(引用:日本経済新聞(NIKKEI))

なので、スペーサーは樹脂かどうかをぜひ確認してくださいっ!!(∩˃o˂∩)

 

選ぶべき窓はどれ?

窓のウンチクは分かったけど、

結局どんな窓を選べばいいか教えてーな!

あ、はい、すみません。w

それはですね、

窓のU値(熱貫流率)をみましょう!!

 

おすすめU値は1.5W/m2・K以下

東京や大阪といった大半の地域(旧Ⅳ地域といわれるところ)では

U値1.5W/m2・K以下の窓を選びましょう!!(」゚O゚)」

それくらいが

設置費用だけでなく、光熱費などのトータルコストを見た場合、

また、健康面を考えた場合で選んでおきたいレベルといわれています。

U値1.5W/m2・K以下の窓

●YKKのAPW330

●三協アルミのスマージュ

●LIXILのエルスターS(左)とサーモスX(右)

 

 

もっと超高気密高断熱がいい!!という場合は

U値1.0W/m2・K以下の窓を選べば世界レベルです٩( ‘ω’ )و

U値1.0W/m2・K以下の窓

●YKKのAPW430

●三協アルミのトリプルスマージュ

●LIXILのエルスターX(左)とレガリス(右)

 

U値とか書いてないし、

うちが選んだ工務店標準の窓が

いいか、あかんかわからへんねんけど!?

 

 

その住宅メーカーのカタログにU値が明記されていない場合は、

なんという商品の窓かが分かれば、

後から検索し「熱貫流率(U値)」が調べられるので

窓の商品名を聞いてみるといいかと思います!٩( ‘ω’ )و

 

今日のまとめ*

後半、突然キレぎみの関西のおばちゃんが登場しましたが、w

 

断熱性能を重視される場合は、窓に注目!です٩( ‘ω’ )و

ガラスの枚数、サッシ、スペーサーを見つつ、

総合的な判断としては

最低限U値が1.5W/m2・K以下の窓を選ぶようにしましょう!!(*⁰▿⁰*)

 

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました♡

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました♥

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