どうも、こんにちわ!りこるです♪( ´θ`)ノ
さてさて、
今日は24時間換気と断熱の関係のお話を(*´-`)
こちらの記事では↓

断熱性能を強化したければ窓を重視しよう!
と書きましたが、
窓の次に気にしたいのが「換気」です(*゚▽゚)ノ
すきなところから読む
換気は第1種換気の熱交換型が理想的
高気密高断熱住宅では換気が特に重要!
最近の家は気密が高く空気が逃げにくいため、部屋の中に有害物質が充満しシックハウス症候群になることが問題になり24時間換気が義務付けられています。
24時間換気の方法には第1種、第2種、第3種とあり、住宅で使用されるのは主に第1種と第3種です。
断熱性能を見た場合
重要なのが部屋の冷気・暖気を逃がさない換気の工夫です!(」゚O゚)」
第1種換気
空気を入れるのも出すのも機械で行うものです。
メリット
計画的な換気ができる、熱交換が可能
デメリット
初期コストがかかる、電気代がかかる、フィルター交換が必要
第3種換気
空気を入れるのは給気口から自然に、出すのは機械で行うものです。
メリット
初期コストが安い、電気代が安い
デメリット
負圧状態になる、外気温の影響を受けやすい
(画像引用:マーベックスHP)
第1種換気の「熱交換が可能」というのは
冬は寒い外気を温めてから室内に入れる
夏は暑い外気を冷やしてから室内に入れる
ことができる仕組みです。
エアコンで温めた部屋に、冷たい空気が入ってきたら、室温は下がりますよね?
逆も同じ。
それでは冷暖房のコストが余計にかかってしまいます(´□`。)ノ・゚
「換気口のそばって寒い。。。」
「換気すると隙間風が入るから結局24時間換気を稼働させてない。。。」
第3種換気や熱交換式でない場合にはこういった事態になり、
せっかくの24時間換気を止めてしまうということも・・・
なので、熱交換型の機械換気で温度差の少ない換気をするべきなのですねっ!!(*⁰▿⁰*)
コストを抑えたければ、第3種なのですが、
気密性が高い家、断熱性を重視したい場合は
ぜひ第1種の熱交換型機械換気をおすすめします!!(」゚O゚)」
注意しておくこと
第1種換気でも私が見落としていたポイントがあるので
注意しておくこととしてご紹介したいと思います(*⁰▿⁰*)
第1種換気だからといって必ずしも熱交換式ではないこと
これは我が家も盲点だったのですが、
第1種換気だから安心だねーと思っていたら
「熱交換はしません。したければひとつ上のグレードになります」
というメーカーがありました(´-`)
第1種といえど、必ずしも熱交換式とは限らないのでご注意を!!

こんな思い込みをするのは私だけ?(*´-`)w
熱交換率が低いものにも要注意
熱交換式の中でも熱交換率が低いものがあります。
熱交換率とは
『どのくらい外気を室温に近い状態にして、取り入れるか』
を表す数値です。
例えば、熱交換率が90%の場合、
温度差の90%まで回収できるということなので
外気温0℃、室温20℃の場合、
18℃に温めて室内に取り入れられるということになります。
つまり熱交換率が高いほど、室内温度が外気の影響を受けにくい
ということになります٩( ‘ω’ )و
この熱交換率が極端に低いと(70%以下とか)
せっかくの熱交換の意味がないので
できれば90%前後あるものを選ぶのがいいかと思いますーヾ(*´∀`*)ノ
キッチンの換気扇(レンジフード)は同時吸排気のものを
見落としがちなのがレンジフードです。
機械で計画的に換気していても、
お料理をするときは換気扇を回しますよね?
高気密住宅の場合、レンジフードを稼働した途端に
- 給気口から冷気が入ってくる
- 室内が一気に負圧状態になり玄関ドアが開かなくなる
- 気圧バランスが崩れ、計画的な換気がうまくいかなくなる
という現象が起こり得るそうです。
それを回避するためには
同時吸排気型のレンジフードを選ぶこと!!(∩˃o˂∩)
同時吸排気型とは、レンジフード単体で吸排気をしてくれるもので
室内の計画換気に影響を及ぼしにくいレンジフードなのです。
(引用:ホントは安いエコハウス/松尾和也 著)
高気密であればあるほど、この同時吸排気のレンジフードを
選ぶようにすると良いようですよ♪
▼高気密高断熱住宅を目指すなら!!!とっても参考になる本٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
まとめ*
今や、国で義務化され当たり前になっている24時間換気ですが
断熱を気にするなら
- 第1種換気の熱交換型を選ぶ
- 熱交換率は90%前後あるものを!
- レンジフードは同時吸排気型かどうかチェック
ということを念頭において
各メーカーの換気仕様を見てみるといいかと思いますっ!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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